主な設備
MRI(磁気共鳴画像診断装置)
当院では1.5テスラ(15,000ガウス)の最新MRI装置を導入しました。 従来の1.5テスラMRI装置は、狭いトンネルの中で、長時間じっとしていなければいけませんでしたが、当院のMRI装置は、より開放的な空間で、より短時間の検査ができる最新装置ですので、リラックスして検査を受けられます。 MRI装置は、磁石と電波を使って体の様々な断面像を撮像するので、放射線による被曝はありません。また、造影剤を使用せずに血管・胆管・膵管・冠動脈等の画像を得ることもでき、全身の検査が可能です。
64列CT装置
高速マルチスライスCTで精密検査が受けられます。 この装置は、瞬時に細かく撮影できる最高水準のマルチスライス技術を搭載していますので、撮影時間の大幅な短縮が可能になり、最高レベルの検査が行なえます。 頭部、胸部、腹部等全身の断層像(輪切り)や立体像(3D)の鮮明な画像が得られます。また、高速なスキャンが可能になったことで、心臓など動きの早い臓器の検査も実現する事ができるようになりました。 尚、最近注目をあびておりますCTCと称される短時間で苦痛の少ない大腸のCT検査も実施しております。
血管造影撮影装置(INFX-8000F)
最新の血管撮影装置で血管の精密検査と治療が受けられます。 自動化技術を駆使し短時間で高精度の検査が行えます。 この装置は、従来の血管撮影装置よりも少ないX線で鮮明な撮影が行え、心血管や下肢血管の撮影・診断が可能となり、短時間で高精度の検査・治療が行えます。 患者様には不安感と苦痛を与えず、安全で効率的な検査を実現いたしました。 くわしい検査内容は、医師へお気軽にお尋ねください。
X線透視撮影装置(ZEXIRA)
オールデジタルX線テレビ装置
最新のデジタルX線テレビ装置で、撮影画像はコンピュータで処理、記憶し、クリアな画像処理が出来ます。 食道、胃、腸などの消化管の撮影はもちろん、肝動脈等の一部の血管造影も可能です。
乳房用X線撮影装置(マンモグラフィ装置)
HOLOGIC社製 Selenia Dimensions 6000 3D
当院では、3D (トモシンセシス) 撮影機能を搭載した最新のデジタル式乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)を導入しております。
早期発見のために…
マンモグラフィは乳房専用のX線撮影による検査方法で一般的に用いられています。触診では発見できない小さなしこりや、早期がんの組織の変化もとらえることができます。 X線被ばくもごくわずかで自然界から受ける放射線量と比べても決して多くはありません。
3D(トモシンセシス)の撮影とは?
被ばく線量も撮影時間も従来撮影と比較してもさほど変りません。また当院に導入されている撮影装置は1回の撮影時間は約4秒と3D撮影装置の中では最短の撮影時間です。立体的な画像を作り出し病変をわかりやすくとらえることが可能となります。
マンモグラフィ施設認定を更新しました
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会施設画像評価委員会での審査委員会による老健65号に定める線量・画質について審査を受け、基準を満たしていると認められております。
※右の画像をクリックで拡大画像をご覧いただけます
超音波画像診断装置
超音波検査とは、超音波を用いて体内の病変を調べる検査です。被験者の体の負担が少なく、リアルタイムに体内の画像化ができます。
超音波が伝わりやすいように、体の表面に検査用のゼリーを塗り、超音波の出る器械(プローブ)をあてて検査を行います。一般的な腹部検査をはじめ、乳房、頸動脈、甲状腺等の検査を行っています。
[ 富士フィルムヘルスケア ARIETTA 750SE ]
筋電図検査計
神経細胞から中枢や抹消に出る微弱な電気信号を皮膚の表面から感知して記録することにより神経や筋肉の機能が調べられます。
まず皮膚に電気刺激をしながら検査する誘発筋電図検査を医師が行います。必要に応じて針電極を皮膚から筋肉に刺して筋肉の検査をする筋電図検査をします。
おもに手根管症候群、肘部管症候群を代表とする扼性神経障害の診断、経過観察に使用しております。
オリンパス製 腹腔鏡手術システム
2018年5月に最新のオリンパス製腹腔鏡手術システムに更新いたしました。 当院では内視鏡外科手術を取り入れており、胆嚢摘出術や鼠経ヘルニアなどの良性疾患だけでなく、胃癌、大腸癌などの悪性疾患、急性虫垂炎や腸閉塞などの急性疾患にも適応を広げております。
手術用ジェネレーター
止血効果に優れたジェネレーターを導入し、症例に応じて最適な機器を使用しております。
赤外光(IR)観察システム
消化器外科手術の合併症の一つとして縫合不全があげられます。 縫合不全の原因には複数の要因が考えられますがその一つとして消化管の血流不全があげられます。 当院では最先端設備である赤外光(IR)観察システムを導入し、蛍光物質であるICG(インドシアニングリーン)を手術中に投与することで吻合部の血流を評価し、縫合不全の合併率を低下させるよう努めております。