理学療法士の取り組み

理学療法士の取り組み

当院の理学療法士の特徴としては、各個人が理学療法士としての命題を持ち(例えば、整形外科の中で肩を得意とする等)、専門知識・技術をもって患者さんのリハビリを担当させて頂いております。

整形外科

整形外科医師と連携し、整形外科疾患の保存療法及び手術後の後療法を担当します。整形外科医師との距離が近いことが特徴で、定期的なカンファレンスの他、各種勉強会や学会に参加し、医師と同じ知識を共有することを心がけています。

スポーツ疾患

スポーツにおける各種障害や外傷後より競技復帰までの一貫したアスレチックリハビリテーションを担当します。整形外科とスポーツ整形の違いは、スポーツ障害は手術の必要性が少なく、リハビリで完治することができる点です。適切な問題点と評価と診断を医師が行い、各競技に選手にあったケアやトレーニングを指導します。

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脳・中枢神経

脳梗塞、脳出血に代表される脳の障害に対して脳神経外科医師と連携し、機能回復のためのリハビリを担当します。脳卒中に関しては、リスク管理のもと作業療法士、言語聴覚士、理学療法士が各々の立場より評価し、連携を行う事で早期より適切なリハビリを心がけています。

呼吸循環器

肺炎や肺気腫といった呼吸器疾患、心不全や狭心症といった心臓疾患のリハビリを担当します。呼吸循環器の専門知識を有するスタッフ中心に、全身持久力の向上や労作、息切れといった苦痛を軽減できるよう支援していきます。

その他

理学療法士は身体の適切な評価に基づく、各個人の機能回復の専門家です。様々な疾患に対する知識を持ち、広く身体不調に対してのアプローチを行います。ご不明な点は各種診療科と併用しご相談下さい。

専門的な技能について

テーピング:ケガの回復を早めます。足の捻挫や膝の靭帯損などのケガは受傷直後よりテーピング固定により組織が回復する速度を向上させます。受傷直後より損傷部位に負担をかけないようにそして個人の動きを制限しすぎないようにテーピングおよびテーピング指導を行っております。当院スタッフは、実際のスポーツ現場でも多くの選手、負傷者に対してテーピングを実施し試合復帰を支援しております。

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超音波エコー:視診や触診といった理学所見では確認しづらい深部組織の評価や筋肉の動きといった状態をリアルタイムで把握することができます。患者さんと情報を共有できるツールとして有用である他、回復状態を把握することができるため大変有用ですが、習熟した技術が必要です。当院スタッフは、超音波エコーを用いた身体評価に関する様々な研究発表の実績と個人の研鑽を通じて、技術取得したスタッフがエコー評価を担当するため、適切な評価が可能です。

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クリニカルインソール:『インソール』というと靴の中に敷くパッドを指し,ディスカウントショップやスポーツ店で既製品を買うことができます。当院で提供する『クリニカル・インソール』は,足部疾患に対する治療用のインソールです。多岐にわたる疾患や症状に対応するため,理学療法士自身が対象者を評価し,適切なインソールを処方する必要があり、患者さんの生活面で常用される靴を使用させて頂くことから専門のスタッフが対応しており、処方後のフィットアウトまで確認させて頂きます。

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